歯と臓器の関連性~パラセルサスクリニック研修総括~
パラセルサスクリニックではスイスの法律上、上記の様な診療の形式は問題がないとのことでしたが、日本と異なり国民皆保険制度ではなく保険会社による保険でのカバーは治療内容によるとのことで、基本的には自費治療とのことです。しかし日本では医師法・歯科医師法の壁があり、基本的に全身症状の改善のために歯科治療のみを行うことは出来ませんが、医師の指示あるいは連携のもとに行うのであれば大丈夫です。例えば皮膚科から紹介された難治性の皮膚疾患の改善のために、口腔内に装着されている歯科用金属を外しセラミックス等の金属以外の物に置き換える、メタルフリーという考え方は従前より行われています。ただし現在治療中の内科的疾患の治癒を促進させる目的で、あるいは難治性の内科的疾患がある場合、あるいは予防的な観点から、以前述べたように対象臓器に相対する歯牙に、実際に歯科医学的に治療を必要とする症状・問題があれば、結果的に歯科治療は可能となりますので一度当院にご相談ください。歯科的に問題のある歯が何処の臓器と対応しているのをご説明致します。(写真上は院長室にてDRラウと3人で記念撮影)
パラセルサスクリニックで扱った症例としては下記の通りです。すべて身体的内部毒性が原因であり更に歯科的関連のある病気です。
1. 自己免疫疾患
潰瘍性大腸炎・クローン病・リューマチ・多発性硬化症・甲状腺障害
2. 原因不明な病気
線維筋痛症・慢性疲労症候群・化学物質過敏症・多発性アレルギー
3. 癌(悪性腫瘍)
前立腺癌・乳癌・咽頭癌
(写真下はDRラウと2020東京オリンピックの会話で盛り上がる)