JACT/JIM合同大会in松島での発表
2007.12.1
12月1日~2日、東北大学加齢医学研究所の新田新一教授を大会長とする、第11回日本代替・相補・伝統医療連合会議、第7回日本統合医療学会合同大会が宮城県松島一の坊で開催されました。私は「ストレスが原因と考えられる口腔内不定愁訴が乳酸菌の混合培養に得られた発酵産物(生源)の応用で治癒した一例」と題し、元信州大学内科教授の関口守衛と、タカラクリニック理事長の高良毅先生、そしてALA中央研究所の3人の発表者の方々と共に、バイオファーメンティクスと呼ばれる乳酸菌生産物質である「生源」に関する学術発表を行いました。
ヒトは肉体的・精神的ストレスを受けると様々な身体症状が出てきます。今回、ストレスが原因と考えられる口腔内灼熱感や口渇感などの口腔内不定愁訴が、「生源」の応用で治癒したことを、唾液中のアミラーゼ活性の変化からストレス度を測定する㈱ニプロ社製のCOCOROメーターを使って検証したことを報告しました。
今回の会場は医師、看護師、鍼灸師、各種セラピストと大勢参加されましたが、歯科医師の発表は私一人であとの歯科医師の参加者は、初日のポスターセッションの座長を勤められた、福岡博史先生(医療法人社団明徳会福岡歯科理事長)のみと一寸寂しい限りでした。