腸内リセット(2)
2005.8.1
先月の健康ニュースでも触れましたが、私の高校時代の同級生に慈恵医大出身で大腸内視鏡検査の大家の松生恒夫先生がおります。松生先生は大腸内視鏡検査では2万例以上の経験を持つベテランで、昨年松島病院大腸肛門病センター診療部長を退職後、東京都立川市で松生クリニックを開業されております。
私が常日頃から提唱している『腸内免疫健康法』は、口腔から大腸までは繋がっていて、各々の環境を改善することで健康になろうというものです。私自身は歯科医師として自分の口腔の健康に人一倍気を使っています。また腸内環境に関しても食生活に気を使い、さらにバイオファーメンティクスを摂取することで便秘にならないようにしています。しかし口腔内は専門家であっても腸内は専門家で無いため、今回立川の松生クリニックにお邪魔し先生に大腸の内視鏡検査をお願いしました。
大腸の内視鏡検査のメリットとしては
① 大腸がん発見の可能性が高い
② 検査と同時に治療が出来る
③ 検査は異常が無ければ原則的に5年後で良い
④ 同時に便秘症の改善が出来る可能性がある
デメリットとしては
① 内視鏡の挿入に苦痛を伴う場合がある
② 検査の前に飲む下剤が苦痛
③ ごく稀に穿孔などの事故がおきる
実際の体験記は来月号で述べることにします。