健康で長生きするためには?
皆さんはPPKという言葉を聴いたことがありますか?これはピンピンコロリの略です。高齢化社会を迎えた現在、寝たきり老人の自宅での介護や、特別養護老人ホームでの介護など、さまざまな問題があります。出来れば丈夫で長生き、そして死ぬときはコロッと逝って周りに迷惑を掛けない、これが大多数の方の願いだと思います。
健康で長生きをする秘訣を歯科的な観点から考えると、次の3つのキーワードが出てきます。
1.呼吸
2.唾液
3.腸内免疫
『呼吸』というキーワードは、すなわち口呼吸を改め鼻呼吸にすること、胸式呼吸ではなく腹式呼吸をすること、ゆったりとした呼吸をすることで副交感神経が優位になり、自然治癒力がアップすることを意味します。
また『唾液』というキーワードは、さらさらとした中性の唾液をたくさん出し、自らが飲むことを意味します。唾液の中には消化酵素のほか抗菌物質や免疫物質を含みますから、それらをたくさん産生することは健康にとって大変大切なことです。唾液があることで虫歯や歯周病を防ぎますし、口臭の予防も出来、またのどの奥にある咽頭扁桃の乾燥を防ぎ、細菌やウイルスといった外敵の進入を防ぐという本来の役割を保持します。
『腸内免疫』とは人間のほとんどの免疫機能は、腸内における細菌の働きによることを意味します。口の中と腸の中はつながっており、どちらも細菌が存在します。したがって腸内免疫がアップすれば口の中や全身の健康も取り戻せます。
当院で扱っているパタカラは、このキーワードの『呼吸』と『唾液』に関与します。またバイオファーメンティクス生源は『唾液』と『腸内免疫』に関与します。
この3つのキーワードで健康で長生きな人生(PPK)を獲得しましょう。