バイオファーメンティクス
2003.3.1
当院の患者さんの健康管理・歯科治療に応用しているのが、「生源」と呼ばれる乳酸菌生産物質です。もともと㈱シー・エム・シーが今から15年前に、この生源を発売する際に乳酸菌生産物質という言葉を一般的な名称として用いた由来があります。今回発売元では生源発売15周年を迎えるにあたり、他の後発の類似品と区別するために、一般名を「バイオファーメンティクス」と名づけました。
この件に関しては㈱シー・エム・シー社長の楠本紀美雄氏が次のように述べています。
『バイオファーメンティクスという言葉は、バイオテクノロジーの概念の中から生まれた言葉です。生源はいわゆる化学合成によって作り出されたものではなく、発酵科学のテクノロジーの中から生まれた物質であると考え、「培養基となる素材から微生物の出す酵素反応によって生物学的に作り出された物質」「菌同士の競合や共存の関係から生み出される物質」としての特長を的確に表現できる言葉として、「バイオファーメンティクス」を採用しました。』
最近歯科でも話題になっている、プロバイオティクス・プレバイオティクスという概念を超えたサプリメントとして、『バイオファーメンティクス』はこれからもますます歯科治療において必要なものとなってくるでしょう。