歯軋りとナイトガードについて
『歯軋り』と『くいしばり』は現代人の大多数の人が行っている癖の一種です。特に夜間就寝時には誰でも多少なりとも上下の歯が過度に接触します。これはレム睡眠・ノンレム睡眠と呼ばれる一晩に5~6回繰り返される睡眠のサイクルと関係があるといわれています。人は一晩に何回も寝返りをしますが、この『歯軋り』や『くいしばり』は顎の寝返りと考えても良いかと思います。ですから特に問題を起こさない限り、放置しておいても構わないのですが、時として以下のような問題を起こします。
1.歯に対する異害作用(磨耗、破折、咬合時痛など)
2.歯周組織に対する異害作用(歯周疾患)
3.顎関節に対する異害作用(顎関節症)
4.全身に対する影響(頭痛、肩こり、腰痛など)
したがって上記のような症状が出たら、歯科医に相談されると良いでしょう。『歯軋りや』『喰いしばりの』原因は多々ありますので、治療方法も各種あります。治療法のひとつとしてオクルーザルスプリントと呼ばれる樹脂性のナイトガードを装着することで、症状が軽減します。
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