乳酸菌生産物質“生源”について
病気の原因(病因)には、内因(根本的に体の中が原因)と外因(ウイルスや病原性細菌などの体の外が原因)があります。本ホームページ上にも記載してありますが、当院では歯科疾患の三大原因のうち原因菌の増殖とかみ合わせの不良は外因であるため、通常のさまざまな歯科治療を行っております。また全身状態から引き起こされる歯科疾患は内因と考え、さまざまな代替療法により患者さんの体質を改善するお手伝いをしております。
各種代替療法のうち、特に患者さんの体質の改善のためには、乳酸菌生産物質“生源”をお勧めして喜ばれております。人間の腸内には100種類100兆個もの細菌が存在し、フローラと呼ばれる細菌叢を形成しています。その中には人間にとって有害な大腸菌などの悪玉菌や、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が存在します。これらの善玉菌はそれぞれ体にとって有意義な分泌液を出します。この有効物質を体外で大豆タンパクの培地を用いて各種有効菌を共棲培養したのが、乳酸菌生産物質です。乳酸菌生産物質はもともと備わっている『自然治癒力』を引き出し、本来の健康を得る手助けをする役割を持ちます。当院では(株)シー・エム・シーの“生源”を使用しています。
東京女子医大や上海の華東医院での臨床使用では、生源の各種身体症状の改善が認められており、また理化学研究所の動物実験でもそれらを立証するデータが出ております。さらに“生源”そのものに歯科疾患の主な原因である虫歯菌・歯周病菌の抑制効果があることが、鶴見大学歯学部細菌学教室の最近の研究でわかってきました。
まさに乳酸菌生産物質“生源”は内因にも外因にも作用する、スーパーサプリメントといえるでしょう。
次回の健康ニュースは11月末です。