再び統合医療を考える ~自らの体験を通して Ⅴ~
さて、整形外科医に紹介されて某大学病院整形外科腫瘍外来を始めて受診しました。都心のターミナル駅から3駅、さらにその駅からタクシーで5分と思っていたよりずっと近くに感じたその病院は、新しい明るい雰囲気の素敵な病院でした。初診受付では、始めてで不安を感じる患者に対する職員の気配りが感じられましたし、また整形外科受付の職員(アウトソーシング?)も優しさと配慮を持ってテキパキと業務をこなしていました。診察予定時刻より30分ほど待ちましたが(紹介してくれた先生が無理に予約時間を押し込んでくれたために、かなり待つことになるだろうと聞かされていたので、気にはなりませんでした。と同時に無理に押し込むほど私の病態がかなり悪いのかやはり心配しました。)、骨腫瘍専門の准教授に持参のMRI画像を見てもらいました。読影結果は十中八九悪性ではないだろうとのことでした。ただし転移性かどうかを見極める為に、X線単純撮影、CT、MRI、尿検査、血液検査、潜血検査、そして腫瘍マーカーを行う必要があるとも言われました。そして現在の私のQOLの低下を招いている原因は、椎骨に腫瘍があるためそこに外力が加わり周囲組織が挫滅して圧迫骨折をしているからだろうとのことでした。疼痛除去のためにボルタレンSRを2週間分処方してもらいました。(現在治療経過観察中のため、一旦この項を中断し来月からは別の内容となります)