ゴルフと噛み合わせ(1)
私の趣味というか生涯スポーツはゴルフです。私は基本的に歩きが主体のゴルフこそスポーツとしてとらえていますので、カートに乗って殆ど歩かないゴルフは体を動かすゲーム(遊び)と考えていますが、たまには遊びのゴルフをすることはあります。私がゴルフをプレーするのは現在所属するコースが殆どで、カートに乗らずすべて歩きです。また私は途中休憩の昼食には絶対アルコールを摂取しません。歩きのゴルフはスポーツと考えているからです。プレー中にアルコールが飲める環境があるのはひょっとしてゴルフだけかも知れません。だから遊びであるゴルフに税金(利用税)が掛かるのかも知れません・・・。
さて本題に入りましょう。私が所属し認定医を頂いている学会の一つに、日本全身咬合学会というのがあります。その全身咬合学会で常任理事をされている日本生体咬合研究所所長の中村昭二先生が提唱する理論に、オクルーザルパワーゾーン(咬合重心)という理論があります。これは最も生理的かつ安定的に咬合機能が発揮できる噛み合わせの重心位置は、上顎第二小臼歯及び第一大臼歯の間にあり、その咬合接触が無かったりまた接触異常が有ったりすると、顔面頭頸部の異常のみならず全身に悪影響を及ぼす、という理論です。中村先生は実際に噛み合わせの調整をすることで、様々な身体症状の改善がみられたという研究発表を全身咬合学会等で発表されております。