健康産業流通新聞取材記事(中編)
私が以前から乳酸菌生産物質を使用していると知っている歯科医仲間から、一体何が違うのかと良く質問を受けるようになりました。そこで2007年に日本歯科東洋医学会誌第26巻に「乳酸菌生産物質とは何か?またその歯科応用について」と題して論文を発表致しました。詳細は下記参照ください(*1)。
私は㈱CMCの乳酸菌生産物質を歯科臨床に使用した発表を、日本歯科東洋医学会ではポスター発表2回、紙上発表2回、また日本統合医療学会(IMJ)では前身のJACTを含めると口頭発表2回、ポスター発表を5回行っております。
その様なことで健康産業流通新聞第950号の特集記事「機能性軸に販路拡がる乳酸菌生産物質」に、私の取材記事が掲載されることになったのかと思います。この取材記事の中にも触れておりますが、前月のブログにも書きましたが現在においても乳酸菌生産物質の商品はいわゆる玉石混交状態は変わりません。
数多い乳酸菌生産物質の商品の中から信頼に足るものを選ぶには、単なる臨床発表のみならずそれを裏付ける基礎研究がしかるべき機関(大学、研究所等)で行われていて、しかもその基礎研究が信頼に足る学会で発表されているかを調べてから購入するのが必要かと思います。一般人の経験のみを前面に出すもの、また原料メーカーのデーターが無いにもかかわらず、医師歯科医師の推奨(論文発表も含む)があるものは避けた方が良いかもしれません。
(*1)http://www.ciala.co.jp/pdf/pdf2/onoda_shika_touyouigakukaishi.pdf