学校保健功労者表彰をいただきました
2月14日、新しくなった渋谷区役所14階大集会室において、渋谷区学校保健会60周年記念式典が開催されました。渋谷区学校保健会とは渋谷区立幼稚園、幼保一元化施設、および小中学校における保健衛生研究並びにその普及発展を図るために、渋谷区内区立の小中学校の学校医、学校歯科医、学校眼科医、学校耳鼻科医、学校薬剤師、PTA、学校長、養護教諭、保健主任の9つの担当者でその職域部会を形成したもので、事務局が渋谷区教育委員会内に置かれています。
私は現在渋谷区立渋谷本町学園小の学校歯科医を2012年の創立以来務めており、今年4月で8年目を迎えます。また渋谷本町学園は本町小学校、本町東小学校、本町中学校が統合されて出来た渋谷区初の小中一貫校ですが、私はその前身の本町東小で学校歯科医を2005年から8年務めていました。通算16年学校歯科医を務めているためか、この度渋谷区学校保健会60周年記念式典において多年にわたり学校保健の研究並びにその普及発展に尽くした功績が認められ、学校保健功労者として表彰を受けました。
本町東小で学校歯科医を30年務めた亡き父の後をたまたま継いだのが、平成17年でした。昭和20年の終戦後団塊の世代を含む児童の数が爆発的に増えて、本町小学校から分かれた本町東小学校でしたが年々児童の数が減少し、統廃合の直前の年には1学年1クラスで6学年総勢120人に満たない小規模校になっていました。人数が少ないため年2回の歯科健診を含め歯科保健指導もきめ細やかなものでした。しかし今や本町学園小は560人以上の児童がおります。健診を担当するのも大変ですが出来るだけ児童の健康のために時間を作っていきたいと考えています。